資産運用

用語集

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バイ・アンド・ホールド

運用スタイルの一つで、「買い持ち」ともいい、取得した有価証券をすぐには売却せず、長期間持ち続けること。売買コスト(手数料等)が低い。

パッシブ運用

市場は効率的なものであるため、コストを支払って情報の収集・分析を行い機動的に運用しても市場に勝ち続けることは困難であるという考え方に基づき、市場の動きに連動する運用成果を目指す運用のこと。(⇒アクティブ運用)

パフォーマンス評価

資産運用において、運用成果がどうであったかをベンチマークなどの客観的な基準で評価すること。

バランス型ファンド

投資対象を複数の資産(例えば、債券・株式を投資対象)とするファンドである。(⇒特化型ファンド)

PER

「Price Earnings Ratio」の略称。株価収益率。株価の割安・割高を把握するための株価分析に広く用いられる指標。株価÷1株あたりの純利益(EPS)で算出される。

標準偏差

データのバラツキ具合を表す指標。標準偏差の数値が大きいとバラツキが大きく、逆に小さいとバラツキが小さいと判断できる。

ファンド

運用機関に信託契約等により運用を委託するその契約単位ごとの運用資産のことをいう。

フォワードルッキング

「先行きを見据えた」という意味。効果が浸透するまで時間がかかる措置を検討する際に、先行きを見据えて判断すること。

賦課方式

年金制度において、その年度に必要な給付額をその年度の掛金で賄う財政方式。これに対し、加入者である間に、年金給付に必要な原資の積立を行なう財政方式を(事前)積立方式という。中小企業退職金共済制度は積立方式である。

複合市場平均収益率

各資産の市場平均収益率を、基準となる資産構成割合で加重したもの。(=複合ベンチマーク収益率)

フルインベストメント

余剰運用資金の発生を抑え、極力有価証券等の運用商品に投資すること。

ベンチマーク

運用成果を評価する際に、当該金融資産市場における平均的な動きとの差異をみるために使用される基準指標のこと。市場の動きを代表する指数を使用している。例えば国内株式の指標として東京証券取引所が作成・発表しているTOPIX(東証株価指数)もベンチマークの一つとして利用されている。

簿価

資産または負債について適正な会計処理の結果として帳簿に記入されている数値。帳簿価額の略称であり、帳簿残高ともいう。